教員採用試験の日程一覧|2027年度版【47都道府県・政令市】

ぶろぐ (57)

「教員採用試験って、いつやるの?」

「自治体によって試験日は違うの?」

「2027年度採用の試験は何月に受ければいい?」

教員採用試験を受けるなら、まず確認しておきたいのが試験日程です。

実は、教員採用試験は全国で同じ日に行われるわけではありません。

自治体によって、

  • 出願期間
  • 第一次試験
  • 第二次試験
  • 実技試験
  • 面接試験
  • 最終合格発表

などの日程が異なります。

さらに近年は、教員採用試験の前倒しや、複数自治体による第一次選考の共同実施など、試験制度そのものも変化しています。

この記事では、2027年度(令和9年度)採用の教員採用試験について、全国の都道府県・政令指定都市の日程をできるだけ分かりやすくまとめます。

この記事でいう「2027年度」は、2027年4月から採用される人を対象とした試験です。

試験そのものは主に2026年(令和8年)に実施されます。


目次

2027年度 教員採用試験の日程一覧

まずは第一次試験の日程を一覧で確認しましょう。

北海道・東北地方

自治体第一次試験第二次試験
北海道6月14日7月31日~8月2日
札幌市6月14日7月31日~8月2日
青森県7月11日8月29日・30日
岩手県7月11日8月中旬~9月中旬
宮城県7月11日8月26日~9月3日
仙台市7月11日8月29日~9月6日
秋田県7月11日8月29日~31日
山形県7月11日9月1日~3日
福島県7月11日9月5日・6日

東北地方のポイント

東北地方では、第一次試験を7月11日に設定している自治体が多くなっています。

青森県、岩手県、宮城県、仙台市、秋田県、山形県、福島県などが同日に実施しています。

ただし、

「同じ日に試験がある=すべて同じ内容」

というわけではありません。

出願条件や試験科目、第二次試験の日程は自治体ごとに違うため、必ず募集要項を確認しましょう。


関東地方

自治体第一次試験第二次試験
茨城県5月10日7月11日・12日/7月18日・19日
栃木県7月5日8月20日~23日
群馬県7月5日8月22日~9月4日
埼玉県7月5日8月2日~30日
さいたま市7月5日8月1日~16日
千葉県7月5日8月15日~23日
東京都7月5日8月15日~23日
神奈川県7月5日8月3日~14日
横浜市7月5日8月3日~14日
川崎市7月5日8月4日~19日
相模原市7月5日8月9日~15日

関東地方は、第一次試験が7月5日に集中しています。

そのため、

「東京と神奈川の両方を受けたい!」

という人は、単純に第一次試験を2つ受けることはできません。

一方で、自治体によっては特別選考や前倒し選考など、通常選考とは別の制度を設けている場合があります。

「併願できるかどうか」だけでなく、

どの選考区分なら受験できるのか

まで確認することが大切です。


甲信越・北陸地方

自治体第一次試験第二次試験
新潟県7月5日8月20日~23日
新潟市7月5日8月16日・17日
富山県7月11日・12日8月22日・23日
石川県7月18日・19日区分により異なる
福井県6月27日・28日7月31日~8月7日
山梨県7月5日8月1日~13日
長野県6月27日8月3日~7日

石川県のように、筆記試験・実技試験などで日程が分かれる自治体もあります。

そのため、

「第一次試験=1日だけ」

とは限りません。

特に美術・音楽・保健体育・技術・家庭など、実技試験が行われる教科を受験する人は、必ず自分の教科の日程を確認しましょう。


東海地方

自治体第一次試験第二次試験
岐阜県6月13日7月18日・19日
静岡県5月9日・10日6月27日・28日
静岡市5月9日・10日6月27日・28日
浜松市5月9日・10日7月25日・26日
愛知県6月13日7月18日・19日
名古屋市6月13日7月18日・19日
三重県6月13日7月11日・18日・25日~8月1日

静岡県・静岡市・浜松市は、第一次試験が5月9日・10日とかなり早い時期に設定されています。

一方、愛知県・名古屋市・岐阜県・三重県は6月に第一次試験が行われます。

なお、愛知県では2027年度採用試験の日程が公式に発表されており、第一次試験は2026年6月13日、第二次試験は7月18日・19日とされています。


近畿地方

自治体第一次試験第二次試験
滋賀県6月14日7月24日~8月中旬
京都府6月13日ほか8月13日~23日
京都市6月13日ほか8月7日~9日
大阪府6月13日8月8日~23日
大阪市6月13日8月2日~22日
堺市6月13日8月8日~9月6日
豊能地区6月13日8月1日~23日
兵庫県6月13日・7月19日8月16日~27日
神戸市6月13日ほか7月27日~8月8日
奈良県6月13日7月18日・19日、8月6日~14日
和歌山県6月13日7月30日~8月7日

近畿地方は、第一次試験が6月13日に集中しています。

特に、

  • 大阪府
  • 大阪市
  • 堺市
  • 京都府
  • 京都市
  • 奈良県
  • 和歌山県

などは日程を比較しておきましょう。

ただし、京都府・京都市・兵庫県・神戸市などは、筆記試験や面接などが複数日に分かれる場合があります。


中国地方

自治体第一次試験第二次試験
鳥取県6月6日7月8日~8月1日
島根県5月10日6月21日~7月7日
岡山県7月4日8月17日~23日
岡山市7月4日8月8日~17日
広島県7月11日8月15日~17日
広島市7月11日8月15日~17日
山口県5月10日7月4日~7日

中国地方では、島根県・山口県が5月、鳥取県が6月、岡山県・広島県が7月というように、自治体によってかなり違います。

「中国地方だから7月」と決めつけず、受験する自治体ごとに確認しましょう。


四国地方

自治体第一次試験第二次試験
徳島県7月18日・19日8月16日~24日
香川県7月18日8月19日~25日
愛媛県7月18日8月18日~21日
高知県5月30日7月25日~8月2日

四国では、高知県の第一次試験が5月30日と早めです。

徳島県・香川県・愛媛県は7月18日前後に集中しています。


九州・沖縄地方

自治体第一次試験第二次試験
福岡県7月12日8月16日~20日
福岡市7月12日8月17日~25日
北九州市7月12日8月1日~10日
佐賀県6月14日7月25日・26日
長崎県5月10日6月25日~7月7日
熊本県6月14日7月26日~31日
熊本市6月14日7月26日~8月8日
大分県6月14日7月31日~8月8日
宮崎県6月14日7月25日~8月2日
鹿児島県6月14日7月31日~8月12日
沖縄県6月14日8月15日・16日

九州・沖縄では、6月14日に第一次試験を行う自治体が多くなっています。

一方で、

  • 長崎県 → 5月10日
  • 佐賀県 → 6月14日
  • 福岡県 → 7月12日

のように、県によって大きく異なります。


どこが一番早い?

「結局、どこが早いの?」

という人のために、第一次試験の日程を早い順に整理すると、次のようになります。

5月9日・10日

  • 静岡県
  • 静岡市
  • 浜松市

5月10日

  • 茨城県
  • 島根県
  • 山口県
  • 長崎県

5月30日

  • 高知県

6月6日

  • 鳥取県

6月13日

  • 岐阜県
  • 愛知県
  • 名古屋市
  • 三重県
  • 京都府
  • 京都市
  • 大阪府
  • 大阪市
  • 堺市
  • 豊能地区
  • 兵庫県
  • 神戸市
  • 奈良県
  • 和歌山県

6月14日

  • 北海道
  • 札幌市
  • 滋賀県
  • 佐賀県
  • 熊本県
  • 熊本市
  • 大分県
  • 宮崎県
  • 鹿児島県
  • 沖縄県

6月27日・28日

  • 福井県

6月27日

  • 長野県

7月になると、一気に試験を実施する自治体が増えます。

7月4日

  • 岡山県
  • 岡山市

7月5日

  • 栃木県
  • 群馬県
  • 埼玉県
  • さいたま市
  • 千葉県
  • 東京都
  • 神奈川県
  • 横浜市
  • 川崎市
  • 相模原市
  • 新潟県
  • 新潟市
  • 山梨県

7月11日

  • 青森県
  • 岩手県
  • 秋田県
  • 宮城県
  • 仙台市
  • 山形県
  • 福島県
  • 広島県
  • 広島市

7月12日

  • 福岡県
  • 福岡市
  • 北九州市

7月18日

  • 徳島県
  • 香川県
  • 愛媛県

※一部自治体では7月19日にも試験があります。


教員採用試験の出願はいつ?

試験日だけでなく、出願期間も非常に重要です。

教員採用試験の出願は、自治体によって異なりますが、一般的には、

2月~5月ごろ

に行われます。

特に近年は電子申請が中心になっている自治体も多く、

「試験勉強はしていたけど、出願を忘れていた」

ということがないように注意しましょう。

例えば愛知県では、2027年度採用試験の受験案内が2026年4月24日から公開され、願書受付は4月24日~5月8日とされています。

つまり、

試験日の1~3か月以上前には出願が終わる

自治体もあります。



教員採用試験の日程が早まっているって本当?

はい。

近年の教員採用試験では、試験日を早める動きが進んでいます。

従来は7月ごろに第一次試験を行う自治体が多かったのですが、現在は5月・6月に第一次試験を行う自治体も増えています。

これは、教員採用試験の受験者を確保することや、民間企業・公務員試験などとの人材獲得競争などを背景に、文部科学省も採用試験の前倒しを進めてきたことが関係しています。

2027年度から第一次選考の共同実施もスタート

2027年度実施の教員採用試験からは、第一次選考の共同実施という新しい動きもあります。

文部科学省の方針をもとに、複数の自治体が第一次選考の問題を共同で作成する仕組みが始まります。

TACの情報では、2027年度実施から51自治体が参加する予定とされています。

ただし、

「問題が共通になる=試験日や選考方法が全部同じになる」

という意味ではありません。

自治体ごとに、

  • 試験科目
  • 配点
  • 面接
  • 論文
  • 実技
  • 合格基準
  • 第二次試験

などが異なる場合があります。

そのため、受験先の募集要項は必ず確認しましょう。


まとめ

2027年度採用の教員採用試験は、主に2026年に実施されます。

第一次試験は、

5月~7月

に行われる自治体が中心です。

特に、

5月

  • 静岡県
  • 茨城県
  • 島根県
  • 山口県
  • 長崎県
  • 高知県

など。

6月

  • 北海道
  • 愛知県
  • 大阪府
  • 京都府
  • 奈良県
  • 福岡県以外の九州各県など

7月

  • 東京都
  • 千葉県
  • 埼玉県
  • 神奈川県
  • 宮城県
  • 福島県
  • 岡山県
  • 広島県
  • 福岡県
  • 四国各県など

というように、自治体によって大きく違います。

そして一番大切なのは、

「試験日はまだ先だから大丈夫」と思わないこと。

です。

出願は試験日のかなり前に締め切られる自治体もあります。

受験する自治体が決まったら、

① 出願期間
② 第一次試験
③ 第二次試験
④ 合格発表
⑤ 試験科目

の5つを確認しておきましょう。

教員採用試験は、早めに情報を集めた人ほど受験スケジュールを組みやすくなります。

「まだ受験先が決まっていない」という人は、まず全国の日程を比較して、自分が受けたい自治体をいくつか絞ってみましょう。

そのうえで、過去問や倍率、試験内容を確認していくと効率よく準備できます。


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